
特技が欲しい人に。ムーンウォークを15分で覚えられるコツ【一芸力】
2016/11/12
ダンスよりも手軽に練習でき、披露するハードルも低いムーンウォーク。
実は思ったよりも簡単に習得できるので、ちょっとした一芸を覚えてみたい人におすすめです。
目次
「ムーンウォーク」って?
ムーンウォークとは低重力の月面をイメージして前に歩く動きで後ろへ下がっていくダンステクニックです。
マイケル・ジャクソンのパフォーマンスで有名なので見たことのある人も多いと思います。
もともとは「バック・スライド」と呼ばれるポップ・ダンスのムーブのひとつで、マイケルもこれをもとに練習したと言われています。
基本的な動きはとてもカンタン
ムーンウォークの動きの基本は、実はおどろくほどシンプルです。
- 両足を横にそろえて立つ
- みぎ足のかかとを上げる
- みぎ足のつま先に体重をかける
- ひだり足をベタっと地面につけたまま、後ろへスライドさせる
- みぎ足のかかとをつけ、身体の後ろ側にあるひだり足のかかとを上げる
- ひだり足のつま先に体重をかける
- みぎ足をベタっと地面につけたまま、後ろへスライドさせる
以上を左右交互に繰り返すだけです。
簡単にいうと、片足のかかとを上げてつま先に体重をかけた状態で、反対側の足を後ろへスライドさせる、というのを繰り返しながら後ろへ下がっていく動きになります。
ムーンウォークを「らしく」見せるためのコツ
ムーンウォークの構造はわかってしまえばとても簡単ですが、マイケルのように滑らかに、「らしく」見せるためには練習が必要です。
ここでは、鮮やかに魅せるためのコツをいくつか紹介します。
必ず動きを客観的に確かめる
ムーンウォークは、自分ではバッチリできているつもりでも、はたから見ると思ったほど「さま」になっていないということがよくあります。
その状態で得意げに披露してしまうと、なんとも微妙な空気に・・・。
ダンススタジオなど、鏡で自分の姿を確かめながら練習できる場所を利用するか、スマホで動画を撮って見るなどして、必ず客観的に出来ばえを確認しましょう。
靴底は滑りやすいものを
足の裏をべったり地面につけたままスライドさせるので、滑りにくいスポーツシューズだと足をなめらかに動かしにくいです。
革靴など、底がツルツルで滑りやすい靴を履いて練習するのが良いでしょう。
また、外の足場の悪い場所などでは同様に足を動かしにくいので、できるだけ平坦で滑りやすい場所を選んで練習しましょう。
身体を上下に動かさないように
上半身が上下に大きく動いていると、頑張って足を動かしている感が出てしまいがちです。
スマートに魅せるために、頭の高さをできるだけ変えないように意識しましょう。
このとき、若干身体を前に傾けた状態で固定すると、より上手に見えます。
曲げている足をできるだけ高く
かかとを上げているほうの足ができるだけ地面から離れていたほうが、見ている人に、前に歩いているかのような錯覚を起こさせやすくなります。
練習しながら徐々に、かかとをできるだけ地面から離し、ひざをできるだけ高く上げるように意識しましょう。
おわりに
ムーンウォークができるようになってくると、自分でやっていても楽しくなってきます。
最初の頃は身体に不要な力が入って筋肉痛になったり、もしかしたら腰を痛めたりすることがあるかもしれませんので、身体と相談しつつ無理のない範囲で練習しましょう!